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貧乏人が陥る6つの「負のスパイラル」

お金・節約

こんにちは。今回は、貧乏人が陥りがちな負のスパイラルについて、私の独断と偏見、そして実体験に基づいてお話しします。

「借金しては返済のために別のところから借りる」といった自転車操業を繰り返していては、いつまでたっても豊かになれませんよね。貯金ができない人って、第三者から見れば当たり前のように思える、ある種の「負のループ」にはまり込んでしまう傾向があるんです。

実は、過去の私も貯金残高が20万円以下だった頃、これらのループにどっぷり浸かっていました。幸いにもそこから抜け出せましたが、中には無自覚な方も多いはずです。今回は、過去の自分への戒めと注意喚起を込めて、貧乏になる6つの負のスパイラルを紹介します。

忙しすぎることが原因の「多忙浪費ループ」

「仕事に追われすぎると貧乏になる」という話です。 毎日残業で忙しいと、平日は自炊する時間も余裕もなく、コンビニやデパ地下、フードデリバリーに頼りがちになります。さらに、仕事で溜まった強烈なストレスを発散するために、休日はネイルやエステ、旅行などにお金を使ってしまう。結果、お金がまったく貯まらない。そして、お金のためにまた残業をせざるを得ない…この悪循環に陥ってしまうのです。

かつて私が社畜だった頃は、毎日クタクタで自炊する気力なんて全くありませんでした。デパ地下のお惣菜やスイーツは便利だけど高くて、冷凍食品やレトルト食品をストックする余裕もなかったんです。結局、コンビニやUber Eatsを使うことが習慣になっていました。

このループから抜け出すには、とにかく残業を減らす努力が必要です。それが難しい職場なら、転職も視野に入れて環境を変えるしかありません。残業代が減る代わりに、時間と精神的な余裕を確保することで、自炊や副業に時間を使い、生活費を削減できます。ストレスも軽減され、休日も豪遊する必要がなくなり、さらに支出を抑えられます。そして、浮いたお金を投資に回せば、資産はどんどん増えていく。この「正のスパイラル」に誘導できれば、お金と時間の余裕のある人生を手にできるはずです。

ディドロ効果による「ディドロ浪費ループ」

ディドロ効果とは、「高価なものを1つ手に入れると、それに釣り合う他の高級品で持ち物を揃えたくなる」という心理現象のことです。

私の場合は、初めて奮発して買ったブランドバッグから始まりました。バッグが数十万円するのに、着ている服はプチプラだとアンバランスに感じて、そのバッグに合うワンピースやパンプスを次々と買い足していったんです。

高価なバッグを買ったからには、それに見合う服や靴を買わなければ…と、どんどんブランド品に手を出すようになりました。これがディドロ効果です。 そして、全身が高級ブランドで揃うと、今度は「この格好に、軽自動車は似合わないな」と、車まで買い替えを検討し始めました。

このループから抜け出すのは本当に難しいです。本人にとっては「高価なものに失礼がないように」という必死な理由があるのですが、第三者から見ればただの見栄っ張りな浪費にしか見えません。 しかし、よほど高収入でなければこの生活は維持できません。いつか必ず限界が来て、貯金残高がない厳しい現実に直面することになります。 大切なのは、高級品に費やしたお金を「新NISA」などの投資に回していれば、どれだけ資産が増えていたかを想像することです。高級品は「資産」ではなく「負債」だったという現実に気づく必要があります。

安物買いの「銭失いループ」

「貧乏な人は買い物が下手」という話です。 安物を買う→すぐに壊れるor機能に不満が出る→買い直す→結果的に高くつく→お金が貯まらない→次も安物を買う…という無限ループです。

私はこの失敗を何度も繰り返しました。高価な美顔器の代わりに、大幅に値引きされた中華製美顔器を購入しましたが、効果が感じられずすぐに使わなくなりました。その後も安価な美顔器を買い続け、結局何万円分も無駄にしました。最終的には高価な美顔器を買いましたが、長年愛用しているので元は十分取れています。

物を買うときは「本当に必要か」をまず考えましょう。そして、必要なものであれば、多少値段が張っても信頼できるメーカーの、ある程度のスペックのものを買うべきです。 「コストパフォーマンス」とは、「費用対効果」のこと。いくら安くても、不要なものや低スペックなゴミを買っていては、費用対効果はゼロです。 特に電子機器など、長く使うものは、商品のレビューを複数見て、自分にとって最適なスペックと価格帯の商品を吟味することが重要です。

無駄な「収納&不用品増殖ループ」

これは「物で溢れた部屋」を作り出すスパイラルです。 「部屋が汚いのは収納が足りないからだ」と考え、収納グッズを購入します。しかし、人は空白を埋めたくなる生き物なので、その収納が埋まるまでさらに物を買ってしまいます。そして収納に入らなくなると、また新たな収納を求めます。

このループが怖いのは、お金がないと物を捨てるハードルが上がってしまうことです。「これを捨てたら、後で必要になったらどうしよう」という不安が断捨離を妨げます。結果、物と収納がどんどん増殖していき、最終的にはより大きな家や倉庫が必要になります。

「物の数を減らさなければ、部屋は綺麗にならないし、資産も増えない」という事実に気づくことです。 このループに陥ると、稼いだお金は収納や不用品を保管するためだけに費やされてしまいます。言い換えれば、「ゴミ屋敷を建てるために働き続ける」人生になってしまうのです。 物が捨てられない方は、「捨てるメリット」を学ぶことで、人生が変わるかもしれません。

全力貯金による「じり貧ループ」

「将来が不安だから貯金する」→「物価上昇で貯金の価値が目減りする」→「さらに生活を切り詰め、貯金に励む」→「さらに物価が上がり、貯金の価値が目減りし絶望する」…この無限ループです。 将来を不安に感じ、貯金をするのは素晴らしいことですが、貯金はあくまで短期的な富の貯蔵手段に過ぎません。

将来使う予定のお金は、株式に換えておくべきです。最近では新NISAという素晴らしい制度もあります。当面使う予定のないお金は、インデックス投資信託に変えておけば完璧です。 「投資はギャンブルでしょ?」と思うかもしれませんが、長期的に見れば増える可能性が極めて高い富の貯蔵庫です。一方、現金預金は物価が上昇する分だけ価値が目減りするため、100%負けが確定しているギャンブルと言えます。 まだ投資をしていない方は、騙されたと思って月1,000円からでも始めてみてください。確実に人生が変わります。

「確証バイアス&現状維持バイアスループ」

確証バイアスとは、「自分に都合のいい情報ばかりを集めてしまう」心理傾向のことです。

例えば、投資の必要性を感じても、現状を変えなくて済むような情報ばかりを探してしまう人がいます。 「NISA陰謀論」など、「投資なんてしなくていいんだよ」と優しくささやくコンテンツはたくさん存在します。投資で資産を増やした人を否定することで、行動しない自分を肯定しようとするのです。 こうして、人は合理的な行動をとれず、新しい一歩を踏み出せないまま、どんどん貧乏に引きずり込まれていきます。

何事も感情を一旦窓から投げ捨て、数字とデータで考える習慣をつけましょう。 過去にどれだけお金や感情を費やしたかは一旦無視し、その上で合理的な選択をすることが、貧乏から抜け出す唯一の方法です。

まとめ

  1. 多忙浪費ループ: 食いしばってでも残業を減らすしかない。
  2. ディドロ浪費ループ: 自分にとって高級品はただの負債だと気づくこと。
  3. 安物買いの銭失いループ: いいものを少数精鋭で持つようにしましょう。
  4. 収納&不用品増殖ループ: 収納は絶対に増やさず、物を減らすことに注力する。
  5. 全力貯金じり貧ループ: インデックス投資を始めよう!
  6. 確証バイアス&現状維持バイアスループ: 感情は無視して数字で考えよう。

偉そうに語ってしまいましたが、私もかつてはこれら全てにはまっていました。でも、人は変われます。今回の話が、皆さんの人生を変えるきっかけになれば嬉しいです。

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